このネットワークに接続した時点で、あなたのデバイスは他のメンバーからアクセスできるようになる。そのリスクについて理解した上で、セキュリティ対策をする、性善説を信じる、などの対応をしてほしい。
Windows、Mac、LinuxはSoftether VPN Clientを使用してそのまま接続できる。その際に管理者権限が必要。
また恐らくVPSなどでも同様の方法で接続できる。
iPhone、Androidの場合は後述する。
SoftEtherのGithubからsoftether-vpnclient-xxx.x64(86).exeをダウンロードして、"本体"(クライアント接続マネージャでない)をインストールする。この際、インストール先をデフォルトから変更しないこと
下記のコマンドを実行
しばらくすると偉い人からIDなるものを宣告されるので、控えておく
作成した証明書は後で必要になるので、どっかに保存しておく
vpn clientを起動する
仮想LANカードを追加する。名前は任意
新しい接続設定を追加する
接続設定を以下のように設定する
ホスト名はnet23j.softether.net、仮想HUB名とユーザー名は割り当てられた番号。認証方法をクライアント証明書に変更し、証明書を公開鍵→秘密鍵の順番で指定する
「ipアドレス10.0.x.xの割り当てが完了しました」と出れば成功。
(出ていなければ「接続完了」と出ていても実際は通信が帰ってくることはない。嘘。)
SoftetherのGithubを参考にしてビルドする
下記のコマンドを実行
しばらくすると偉い人からIDなるものを宣告されるので、控えておく
作成した証明書は後で必要になるので、どっかに保存しておく
vpnclientを起動
vpncmdに入る
仮想LANカードを作成
接続設定を追加
接続に使用する証明書認証を設定
VPN Serverに接続
以下のコマンドで接続状態を確認できる
vpncmdから抜ける
vpncmdのその他のコマンドについてはこのページを参照
dhcpが働かない場合は手動で設定する
iPhone、Androidの場合スタンドアロンで接続することはできないが、Windows、Mac、Linuxのいずれかをゲートウェイサーバー(NAT)として駆動させることで、それを経由して接続できる。他にもSoftether VPN Bridgeを建てて有線LANでローカルブリッジ接続する、あるいはお一人様用VPNサーバーを建てる、といった方法もある。 ここではLinuxをゲートウェイサーバーとして利用する方法を紹介する。webサーバーとして使用しているコンピューターを同時にゲートウェイサーバーとして運用することも可能。尚この方法では通常のインターネット通信もゲートウェイサーバーを経由することになる。性能的にはRaspberry Pi Zero 2Wでも実用上問題ないが若干速度が落ちる
Linux側でJ科ネットに接続する
/etc/sysctl.confの「net.ipv4.ip_forward」を1に変更
/etc/nftables.confを以下のように変更(適宜インデントしといて下さい)
192.168.10.0/24の部分は環境によって変わる場合がある。
nftablesのデーモンを再起動する
同一LAN上のiPhoneまたはAndroidで、wifiのip設定で「DHCP」を「静的」に変更して、ゲートウェイサーバー(またはルーター)の欄に設定したゲートウェイサーバーのipを入力し、DNSサーバーの欄に「10.0.0.10」と入力する。
これで接続できるはず。接続できた場合は、FWを適切に設定することをお忘れなく